ビジネス・文化・観光の三拍子が揃う、江陵の無限の可能性
-自動運転車モデル運行地区サービス支援事業に初選定、ニーズ対応型自動運転車両「マシルバス」を運行-
江陵市は、国土交通部による「自動運転車モデル運行地区サービス支援事業」に最終選定されたことを受け、国費4億ウォンを確保して遠隔地域を走行する自動運転車両「マシルバス」を導入する。
今年が初実施となる自動運転車モデル運行地区サービス支援事業は、国民の移動利便性の改善及び新技術・サービス実証による韓国自動運転産業競争力の向上を目的とする事業で、公募や評価で選定されたソウル、大邱、忠清南道、済州、全羅南道(順天)とともに、国費20億ウォンがそれぞれ分配、支援される。
これにより、昨年末に自動運転車モデル運行地区に新しく指定された連谷面事務所から三山保健診療所までの13km区間に自動運転車両「マシルバス」を運行し、中小都市に特化した先端モビリティサービスを提供する。
公共交通の利便性が低い遠隔地域を中心に運行されているマシルバスに自動運転モデル運行を導入することで、主な利用者である高齢者や交通弱者に分け隔てなく移動権を保障するとともに、持続的かつ革新的なモビリティサービスで遠隔地域路線の走行環境を改善する計画である。
また、ニーズ対応型のバス呼出アプリ(APP)のみならず、高齢者の便宜を図るためにコールセンターを運営して電話予約にも対応し、管内の運送業者に運営を委託することで安定かつ持続的な自動運転車両「マシルバス」の運行を図る方針である。
江陵市は、2022年6月に自動運転車モデル運行地区に指定され、3ヶ月間の試験走行を経て2023年1月から3つの路線の15.8km区間で自動運転車両5台を運行、現在までの自動運転車両の走行距離は10万kmで、約3,400人の乗客が安全に利用している。
江陵市の関係者は、「2026江陵ITS世界会議の開催までに自動運転車モデル運行地区に指定された53.5km全区間に自動運転サービスを拡大し、自動運転技術・サービスに対する市民の体感度を向上させる」とし、「交通不便地域が多く、高齢層の割合が大きい中小都市の特性に合わせた江陵市ならではの自動運転路線は、先端モビリティ先導都市として評価されることになるだろう」とした。
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