ビジネス・文化・観光の三拍子が揃う、江陵の無限の可能性
全国端午祭連合、5月22日に清渓広場で合同広報
全国端午祭連合が5月22日11時半から清渓広場で「端午、一つになる」をテーマに合同広報を行う。
全国端午祭連合は、江陵端午祭、慶山慈仁端午祭、法聖浦端午祭、光州社稷端午祭、全州端午祭が集まり、端午文化の拡散とグローバルフェスティバルとしての位置づけの確立ために2023年に組織された団体だ。
全国端午祭連合は来月の端午祭期間を控えて、各地域の端午祭を代表する公演や試演、体験などを披露する合同広報行事を開催する。
この日の行事は、㈳慶山慈仁端午祭保存会のホジャン行列から始まる。慶山慈仁端午祭はハンジャングン(韓将軍)という人物と関連があり、ホジャン行列は端午日の朝に韓将軍が祀られている祠へ祭祀を行うために行く行列で、数多くの人員と馬が動員され多様な旗が壮観をなす。同イベントにも約150人がホジャン行列に参加し慶山慈仁端午祭を代表するパフォーマンスを繰り広げる予定だ。
ホジャン行列に続いて㈳法聖浦端午祭保存会のナンジャントギ(乱場開き)が行われる。ナンジャントギは、端午から1ヵ月前に当たる陰暦4月5日を期して法聖浦端午祭の始まりを知らせる行事だ。地域社会の旗を設置し、地域民の和合と端午祭の成功開催を祈願する祭儀だ。
最後の公演としては、㈳慶山慈仁端午祭保存会のヨウォンム(女円舞)が行われる。ヨウォンムは到天山に拠点を置いて慈仁県の住民を苦しめた倭寇をポトゥル池に誘引するために韓将軍が姉と一緒に高さ3メートルの花冠をかぶって全身に花を纏い踊る踊りで、観客の目をひきつける予定だ。
公演以外にも多彩なイベントが行われる。光州社稷端午祭委員会主管の端午の代表コンテンツである菖蒲水で髪を洗う試演と家訓を書いてもらうイベントだ。古くから先祖たちは菖蒲の強い香りが邪気を払うと信じていたが、菖蒲を煎じたお湯に髪を洗うパフォーマンスでは端午の風情が感じられる。また端午の扇子に家訓を書いてもらえるイベントも開催。端午の日には端午扇といって王様が臣下に扇子を下賜する風習があったが、これが徐々に民に広がって大切な人に扇子をプレゼントするようになったのである。今回のイベントでは100人限定で端午扇に家訓を書いてもらう時間が設けられる。
健康を祈るイベントとしては端午を代表する食べ物であるスリチィ餅(㈳江陵端午祭委員会主管)、五味子茶(㈳光州社稷端午祭委員会主管)の 試食会も行われる。さらに、伝統方式と器具を使った餅つき体験、江陵端午祭キャラクターのパフォーマンス、江陵端午祭をフォローすると江陵端午祭グッズがもらえるイベントも設けられ期待を集めている。
全国端午祭連合会長であり江陵端午祭委員長のキム・ドンチャン委員長は「大韓民国の名節で代表的な祭である端午祭を主管する4つの地域が集まって合同行事を開催するということで今回のイベントは大変意義深いものであり、端午への多くの関心と来月各地域において開催される端午祭に対しても熱いご声援をお願いします。」と話した。
㈳江陵端午祭委員会提供
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